【概要・沿革】
1.概要
 当社は、JR東日本グループである日本電設工業株式会社(以下、NDKと記載)の100%子会社として、2000年4月に設立された鉄道信号設備の配線工事と図面作成に特化した若手中心の会社です(表1)。NDKを通しましてJR東日本を中心にJR西日本や各公民鉄道会社の工事も請け負っております。最近の主な施工物件を記載しますと表2のとおりです。

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(表1)会社概要一覧
商     号 日本電設信号工事株式会社
代  表  者 代表取締役社長 木村 敏博
所  在  地 東京都北区堀船一丁目29番地13号
 NDK第二王子ビル3階
設     立 2000年(平成12年)4月7日
資  本  金 10百万円
従 業 員 数 98名(2017年4月1日現在)
従業員平均年齢 33.2歳(NDKからの出向社員を除く)
従業員平均年収 約600万円
(残業代・諸手当・賞与を含む2016年1月〜12月の実績。役員、出向者、パート社員、再雇用社員および2016年内に入社もしくは退社した社員を除く12ヶ月間在籍した正社員の平均(平均31.8歳))
建設業許可 東京都知事 許可(般−27)第113163号
許可年月日 2015年(H27)5月25日
電気工事業
株     主 日本電設工業株式会社(100%)
営  業  所 新潟、仙台、大阪、広島
完成工事高 894百万円(2017年3月期)

(表2)最近の主な施工物件
工事件名 発注者
北海道新幹線新設工事 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
北海道旅客鉄道株式会社
北陸新幹線新設工事 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
東北本線小牛田駅信号設備改良工事 東日本旅客鉄道株式会社
東日本大震災に伴う災害復旧工事(常磐線、山田線) 同上
新潟駅高架化工事 同上
上越新幹線浦佐・長岡間信号ケーブル修繕工事 同上
京葉線信号設備改良工事 同上
品川駅信号設備改良工事 同上
大宮駅信号設備改良工事 同上
三郷中央〜つくば間信号保安設備保守管理業務 首都圏新都市鉄道株式会社
(つくばエクスプレス)
おおさか東線新設工事 西日本旅客鉄道株式会社
広島新交通1号線 長楽寺車庫転てつ機交換業務 広島高速交通株式会社
(アストラムライン)


北海道新幹線新函館北斗駅

北海道新幹線走行風景

北海道新幹線共用区間を走る貨物列車

東日本大震災の津波被災に伴う常磐線移設区間(宮城県内)

2.沿革
 親会社であるNDKは、旧国鉄の電気設備工事を請け負うために鉄道電気工業株式会社として戦時中に設立され、現在では鉄道電気工事はもとより建物等の一般電気工事および情報通信工事も手がける鉄道系電気工事会社の最大手の会社です。同社は工事監督業務を行うため、施工そのものはグループ外の会社を中心にアウトソーシングしておりました。
 2000年に入り、NDKは、自社が施工管理を行い、グループ会社が実務部隊として配線作業や図面作成を行うグループ経営を確立させるため、当社を設立しました。
 当初は首都圏を中心としたエリアで施工をしておりましたが、その後、新潟、大阪、仙台、広島と徐々に首都圏以外にも営業拠点を拡大し、最近では営業所のエリア外である北海道内の北海道新幹線の工事にも携わりました。


【鉄道信号と電気工事の関係について】
 鉄道信号設備は、主に信号機のほかに閉そく装置、軌道回路、連動装置、ATS装置、転てつ装置あるいは踏切保安装置といったものに分類されます。現在のこれらの鉄道保安システムは、すべて電気により制御管理されており、鉄道信号設備とは安全を支える複合的な電気設備といえます。
 このため、鉄道信号設備の新設・改修には必然的に電気工事作業が発生します。この電気工事作業は、一般電気工事とは異なる資格・技術・経験・厳しいルールが要求されており、国内の電気工事会社でも鉄道電気工事に従事できる会社はごく少数であり、専門的かつ希少性のある業界であるといえます。


【当社の業務の特徴】
 当社では、NDKを通して受注した鉄道会社の鉄道信号電気工事について、NDKの監督者のもとに実際の配線作業および図面作成を行い、鉄道信号設備を構築する業務を行っております。
 24時間365日絶え間なく運行される鉄道の安全を支える信号設備である以上、仕事にミスは許されません。当社の業務は、多くの鉄道利用者の命を預かる仕事です。また、地震・台風などの災害等により損傷した鉄道を早期に復旧させ、地域の日常生活をいち早く取り戻すお手伝いをすることも当社に課された責務です。大変な責任を感じる業務ではありますが、同時に日々のライフラインの当たり前を支え社会に貢献する大変やりがいのある業務です。