代表メッセージ

―最初に、日本電設工業について教えてください。

日本電設工業は、鉄道電気設備工事において日本一の実績を誇る会社です。工事の品質はもちろんのこと、安全面でも非常に高い意識を持って取り組み続けており、今後もリーディングカンパニーとして人々の日々の暮らしに欠かせない社会インフラを支え続けてまいります。また、一般電気工事や空調衛生工事、情報通信工事といった分野にも力を入れており、安全と品質を重視した工事を積み重ねることで、より信頼される工事会社を目指していきたいと考えております。

―他社と比べた時、どのような点が強みだと考えていますか？

当社の最大の強みは、人材育成だと思います。新入社員の皆さんは入社後、人材育成の拠点である「中央学園」において、技術職であれば半年から１年間、確かな知識・技術の土台をしっかり築いていきます。学生の皆さんの中には、現場に出る前にこれほどの時間をかけることが一見、遠回りのように感じる方もいるかもしれませんが、このベースの有無がその後の成長に大きく影響します。2年目以降も、技術レベルに応じた教育を体系的に実施していきますので、「技術のエキスパート」を目指しそれぞれの専門分野において誰にも負けない知識・技術を磨いていってください。

―日本電設工業の仕事の魅力は何だと思いますか？

やはり、「ものづくりの達成感が得られる」ということではないでしょうか。たとえば、山手線の切り替え工事などの大きなプロジェクトになると、数年をかけて準備し、切り替え当日はものすごい緊張感の中で作業を見守ります。だからこそ、工事が無事に完了した時の達成感は本当に大きなものがあります。とくに、現場の責任者ともなれば、自ら工事の指揮をとりながら、多くの人たちを動かし、ゼロからすべてをつくり上げていきます。このものづくりの達成感、面白さは、私たちの仕事の大きな魅力だと思います。

―最後に、これから入社してくる学生の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

これから入社してくる皆さんに伝えたいことは、「仕事に対する真摯さと責任感を忘れず、取り組んでほしい」ということ。工事完了までの一つひとつの工程にまっすぐ向き合い、最後まで責任感を持って仲間と共に粘り強くやり切ってください。また、専門知識・技術は当社に入社してからでも十分に身につけていくことができます。学生時代はできるだけ、人としての幅を広げることを心がけてください。たとえば、本や新聞を読んだり、学生時代にしかできないことに挑戦するなど、さまざまな経験をすることをお勧めします。そして、当社に入社した暁には、ぜひ、私たちと一緒に成長し、仕事の喜びを分かち合いましょう。

代表取締役社長
安田 一成