中央学園〜配属後を振り返る座談会

TALK by 鉄道通信

中央学園〜配属後を
振り返る座談会

  • H.K

    鉄道通信

    2018年入社
    理工学部 海洋建築工学科卒

  • J.O

    鉄道通信

    2016年入社
    工学部 電子情報工学科卒

  • R.S

    鉄道通信

    2014年入社
    生産工学部 電気電子工学科卒

  • K.H

    鉄道通信

    2011年入社
    工学部 電気工学科卒

「中央学園ではどんなことを学び、今の仕事にどう活かされているの?」という疑問に答えるべく、入社3年目から10年目の社員が集結。当時を振り返りながら、中央学園時代の生活やその後の仕事について語ります。また、今回は4名全員が同じ業種で活躍していることから、後半では鉄道通信の仕事の魅力についても聞いてみました。

日本電設工業を選んだ理由

日本電設工業を選んだ理由

まずは、入社のきっかけについて教えてください。

J.O就職活動の軸は、学んできた知識や技術が活かせる仕事に就くことでした。大学内で開催された就職セミナーにて日本電設工業の仕事内容を知り、教育が充実していることや電気の知識を活かせると思ったため志望しました。

H.K僕も大学院で光ファイバーを使った研究をしていたので、電気系の専門職に就きたいという思いがありました。

K.H大学の専攻自体は電気関係ではありませんでしたが、もともとインフラの仕事に興味があり、施工管理の立場として仕事をしたいという思いがありました。

R.S大学では電子工学を専攻しており、就職活動中に卒業生がリクルート活動に来ていたことをきっかけに日本電設工業を知りました。 入社の決め手は、中央学園をはじめ、研修制度が手厚いと感じたからです。

中央学園で学んだこと

入社後、中央学園ではどんなことを学ぶのですか?

J.O中央学園では、共通教育と専門教育を受けます。鉄道の知識がまったくない状態で入社したので最初はついていけるかどうか不安でしたが、共通教育で鉄道や電気に関する必要な知識を一から学ぶことができたのでよかったです。

R.S専門教育では、たとえば僕たちの場合、鉄道電気に関するさまざまな技術を習得していくのですが、そのなかでも特にケーブル接続講習が印象に残っています。経験したことのない技術でしたし、もともと手先が器用ではないため苦労したことを覚えています。ただ、実習で何度も練習することで、速くきれいに正確に接続できるようになっていきました。もしいきなり現場に配属されていたら、同期との技術の差に苦しむことになったかもしれません。中央学園での研修期間があったからこそ、配属後はある程度、全員が同じスタートラインから仕事を始めることができるのだと思います。

H.K僕も電気関係ではない学科を卒業したため、資格取得には不安がありました。とくに苦労したのは、実技試験がある電気工事士の資格。周囲の助けも借りながら勉強し、何とか合格することができました。同期との強い絆が生まれたことも、良い思い出です。

K.Hものづくりに関心があったので、個人的には講義よりも実技の方が楽しかったですね。現場に出るとなかなか勉強する時間は取れません。いま思うと、中央学園での研修生活は自分自身のスキルアップだけに集中できる贅沢な時間でした。

中央学園での生活、同期との関わり

中央学園での生活、同期との関わり

授業後や休日は何をして過ごしていましたか?

R.S中央学園での新入社員研修中は、寮に入って生活します。最初は共同生活に不安がありましたが、さまざまなレクリエーションが準備されていたこともあり、同期と仲良くなるのにあまり時間はかかりませんでした。休日は近くの市民体育館で体を動かしたり、地元にある大型の商業施設へ出かけて映画を観たりしていました。

H.K趣味はアウトドアと写真。休日は、登山、スノーボード、撮影旅行などに出かけていました。同期とは休日を含めて長期間一緒に過ごすことになるので、仕事だけでなく、プライベートの相談など、さまざまな話をするようになりました。

K.H僕は中央学園の近くの居酒屋を探してよく飲みに行っていたなあ(笑)。柏駅周辺で遊んだり、都内に出かけるのも楽しかったです。僕にとって同期は、年齢や立場を気にせずに気軽に話せる仲間。同期といると、安心感があります。

J.O僕が中央学園にいた頃、柏に大きな商業施設ができました。終業後に同期を誘って買い物に行くことがよくありました。長い時間共に過ごしたからこそ、同期は僕にとって人生の中でも特別な存在。今でもプライベートで会いますし、複数の支社が入居するビルですれ違った際には、たわいもない会話で盛り上がります。

現場に出たからこそ分かる、中央学園の魅力

現場に出たからこそ分かる、中央学園の魅力

中央学園での1年間は、今の仕事にどう活かされていますか?

H.K安全に対する意識が大きく変わりました。過去の事故事例を見て学んだり、工具の安全な扱い方を教わったり、仕事の土台となる安全に関する教育がしっかりしていたと感じます。

R.S僕もそう思います。とくに2年目のO.J.Tでは、注意すべきことが頭の中に入っていたおかげで、初めての現場でも恐れることなく作業にあたり、安全に立ち回ることができたと感じました。

J.Oより専門的な知識は出向会社や本配属でも身につきますが、基礎的な技術・技能は中央学園で学んだことが活きています。

K.H通信の設備はとくに更新の頻度が高いので、常に勉強することが求められます。中央学園では毎年最新設備を導入しているので、最新の機器室やカメラを使用でき、勉強になると思いますよ。

日本電設工業を選んだ理由

鉄道通信という仕事の面白さ。

ちなみに、皆さんは同じ鉄道通信の職種で活躍されていますよね。
それぞれの仕事内容と、鉄道通信の仕事の魅力について教えてください。

K.H現在はJR千葉駅の指令室移転に伴う撤去作業やJR支社のIP電話の取り替えなど、列車無線装置の工事を担当しています。 カメラやスピーカー、感知器、アンテナなど、何十年先にも自分の担当した設備が駅に残ることは、この仕事の魅力だと思います。

R.S僕は昨年度まで、駅構内のアナログカメラをIP化する工事を任されていました。最初は正直段取りが良くなかったのですが、日々改善を繰り返すことで、スムーズに作業を進めることができるようになりました。最終的には同じ工事を5駅分担当し、すべて完工した瞬間には達成感がありましたね。

H.K現場に配属されて1年目なので、現在は主に先輩の補助として切り替え工事に携わっています。 昨年度のことですが、O.J.T期間中、作業員として関わったトンネル内のケーブル工事は印象に残っています。自分たちの手でケーブルを引くことで、まったく電波の入らなかった場所に電波が通った瞬間は大きなやりがいがありました。あれ以来、駅のホームで電車を待っているときには上を見るように。きれいな配線を見ると、丁寧に施工しているんだなと感心することがあります。

J.O僕の場合、現在は通信設備全般の保守業務及び先輩と列車無線設備新設工事を担当しています。また、鉄道工事という公共性の高い仕事に携わっているため、自分自身や先輩方が施工した設備(カメラ・電気時計・携帯不感知及び列車無線設備)等が運用され、日々の鉄道の安全・安定輸送に貢献しているのでとてもやりがいを感じます。

どんな人が鉄道通信の仕事に向いていると思いますか?

K.H細やかな作業が多いこともあり、鉄道通信には真面目な人が多いと思います。またさまざまな立場の人とやりとりすることが求められるため、コミュニケーションを取ることが好きで、話好きの人は向いていると思います。

J.OJRの鉄道通信は、日本一大きな鉄道通信のネットワークを持っています。規模が大きいからこそ、さまざまな設備に触れられるのが鉄道通信の仕事の魅力。さまざまなことに挑戦してみたい人にはおすすめの業種です。

それぞれの今後の目標

それぞれの今後の目標

では、最後に。皆さんのこれからの目標を教えてください。

K.H現在は自分が担当する工事以外にメンバーの管理も行う立場にもなったので、それぞれの工事のリスク管理や適切なアドバイスができるよう経験を積んでいきたいと思っています。

R.Sまずは、いま携わっている移転工事が成功するよう段取りを組んでいけたらと思っています。移転工事は初めて担当するので、勉強しながら進めていきたいです。

H.K僕はまだまだ学ぶべきことがたくさんあるのですが、鉄道インフラという生活の基盤に携われることに誇りを持ちつつ、ネットワーク機器や情報系の設備に強い人材になっていきたいですね。

J.Oまずは、これから担当する工事を着実に工期内に竣工させることが出来るようにしっかり計画し、施工中に発生した問題等に対し柔軟に対応できる工事指揮者になれるよう自分の能力を最大限活かしていきたいです。また、鉄道通信はさまざまな機器を取り扱い多くの知識を要するため、日々勉強しながら施工の管理をしていきたいと思っています。

本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

MESSAGE MOVIE

先輩から皆さんへ

今回、登場した4名の先輩から一言ずつ動画メッセージをもらいました。

  • R.S 鉄道通信 2014年入社
    J.O
    鉄道通信
    2016年入社
  • K.H 鉄道通信 2011年入社
    K.H
    鉄道通信
    2011年入社
  • J.O 鉄道通信 2016年入社
    R.S
    鉄道通信
    2014年入社
  • H.K 鉄道通信 2018年入社
    H.K
    鉄道通信
    2018年入社