MEMBER04
明かりは人々の日常に欠かせない。
だから灯し続けたい。
Y.Y
- 技術職
- 鉄道電気工事部門 電灯電力
2017年入社 / 工学部 電気電子工学科卒
新潟県上越市出身。大学進学とともに上京し工学部に進学。日本電設工業では鉄道電気部門のなかでも電灯電力を担当しており、駅構内等の内線工事を手がけている。
現在の仕事について
Q1.仕事内容を具体的に教えて
現在は、JR駅構内の内線工事を担当しています。お客様であるJRや建築関係の監督と打ち合わせを重ね、作業計画の策定や、工事工程を管理するのが主な仕事内容です。具体的には、構内の照明新設や各機器類への電源供給などの間内改良工事を担当。これらは日々多くの人々が使用する設備のため、工事の依頼が来たら、まずは電気をいつ止めていいのか、工事に立ち合い人が必要かどうかといったことをお客様に確認して作業計画を立てます。また現場では、必ずしもお客様のイメージや要望通りにはならないこともあるため、電気の使用量や配線を考慮し、他系統とも連携を取りながらイメージに沿った代案を提案していきます。ときには、協力会社の職人さんからアドバイスをもらうこともあります。現場には自分よりもキャリアの長い人たちが大勢いるので、より良い方法を考えながら進めています。
Q2.この仕事のやりがいは?
ひとつの工事が終わり、照明の灯りがついた瞬間を見ると思わずほっとしますね。これまでの現場の中には一日で終わる工事もあれば、約1年間かかる工事もありました。自分としてはやはり、何もないところから作り上げたときの喜びはひとしおです。さらに、施工した設備がたくさんの人々に利用していただいている場面を見ると、この仕事をしていてよかったと思えます。
Q3.印象に残っている仕事は?
災害復旧作業に参加したことです。当時私は工事指揮者のサポートで現場に出たのですが、土砂崩れで線路が埋まってしまったり、電灯部分に不具合があったりと、これまでに経験したことのない状況に最初は驚きました。そのなかでも、現場の状況を瞬時に判断し、最適な方法を選択して迅速に対応していた先輩方の姿は今でも印象に残っています。あれから私も経験を積み、内線工事は一通りできるようになったものの、先輩方の対応の速さや機転の利き方にはまだまだ及びません。この出来事をきっかけに、どんな現場にも対応できる多様なスキルを身につけたいと思うようになりました。
Q4.今後の目標は?
最終的には、多くの人々の印象に残るような大きな設備や建物を作れるようになりたいです。そのためにもまずは、独り立ちすることが目標。もう少し経験を積むと工事技能者認定を取得し、工事指揮者として列車の運行に支障する工事を担当することができます。これまでに経験したことのない新しい領域の仕事ができるのが今から楽しみですね。
学生時代・就職活動
Q5.学生時代に打ち込んだことは?
幼いころから体を動かすことが好きで、学生時代は友人とさまざまなスポーツをしていました。冬は地元新潟でスキーやスノーボードをしたり、大学時代には研究室の仲間と野球をしたり。またバスケットボールは小学生の頃から続けています。当時はただ純粋に楽しんでいましたが、今思えばスポーツを通してチームワークの大切さを学ぶことができました。
Q6.この会社に決めた理由は?
当社のことを初めて知ったのは、学内の企業説明会。高校時代から電気工学を学んでいたので、もともと電気関係の仕事には興味を持っていました。さまざまな業種があるなかで、お客様の目に一番触れやすい設備を作っていると思い、鉄道電気工事を志望するようになりました。また社内に教育施設があることも安心材料になり入社を決めました。
ONE DAY
ある一日のスケジュール
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- 8:00
- 八王子工事所に出社。メールチェックや書類の確認を済ませ、現場に行くための準備を進める。
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- 9:00
- 現場に到着。まずは現場の状況を把握し、お客様と段取りの確認をする。その後、協力会社の作業員へ指示を出し、工事を開始する。
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- 12:00
- 当日工事に携わるメンバーを誘い、近くのお店でお昼を食べる。仕事とはまったく関係のない話をして盛り上がることも。
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- 13:00
- 安全第一を心がけ、午後の工事を開始。
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- 16:00
- 工事所に戻り、お客様と打ち合わせ。進捗報告や今後の工事スケジュールを共有する。
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- 17:30
- 終了点呼にて、お互いの予定を確認。当日の現場に関する書類を作成し、退社。