技術職 鉄道電気工事部門  信号 T.K

MEMBER05

まだまだ学ぶことが
たくさんある。
だから、この仕事は面白い。

T.K

技術職
鉄道電気工事部門 信号

2014年入社 / 工学部 電気工学科卒

福岡県出身。信号設備の工事指揮者として活躍する入社7年目。大小さまざまな工事現場を担当しながら、信号のエキスパートとしての知識・技術を磨いている。

現在の仕事について

現在の仕事について

Q1.仕事内容を具体的に教えて

鉄道の信号設備の代表的なものといえば踏切ですが、駅や線路沿いにはそれ以外にも数多くの信号設備があり、私はそうした信号設備の新設工事や改良工事の現場指揮を担当しています。具体的には、鉄道会社の担当者との打ち合せから始まり、スケジュールや配線図の作成、材料や作業員の手配といった準備をしっかり行い、工事の段階へ。工事を無事に終えたら、信号の動作試験を行うのですが、その試験の責任者としてチェックリストの作成や照合、認定といった作業も行います。ちなみに、この作成、照合、認定はそれぞれ異なる社員が担当し、相互にチェック。信号設備の工事はそれくらいミスの許されない工事なのです。

Q2.この仕事のやりがいは?

入社7年目になりますが、正直、まだまだ勉強することだらけです。信号の世界はそれだけ奥が深いと思います。設計図や配線図、チェックリストといった資料を作成する際は、さまざまな条件を考えながら、電気の流れや仕組みを一つひとつ整理していく必要があります。現場が変われば、工事の規模もプロセスも変わってきますし、新設であれ、改良であれ、ひとつの工事が終わった時は毎回、達成感を得ることができます。

Q3.印象に残っている仕事は?

入社4年目。工事指揮者として初めて一人で担当した現場です。それまでも先輩に教わりながら担当したことはありましたが、やはり一人で任されると緊張感が違いましたね。工事内容は新しい信号機器への取り替え工事。規模も意外と大きく、材料の手配や配線図のチェックはかなり苦労しました。でも、実際に自分自身で最初から最後まで責任を持ってやり抜いたことで自信もつきましたし、現場では問題を後回しにすると最後に苦しむことになるといった工事のポイントも数多く学ぶことができました。

Q4.今後の目標は?

まずは、もっと信号設備について詳しくなりたいですね。さらに、日々技術は進化するため、私たちは古い知識から最新の知識まで知っておく必要があります。また、工事に関しては、土地勘も必要となる。学ぶことだらけですが、だからこそ、この仕事は面白いのかなと思います。

学生時代・就職活動

学生時代・就職活動

Q5.学生時代に打ち込んだことは?

大学では電気工学科に進みましたが、研究室の時のテーマは光媒体。電気とはあまり関係ありませんでした。打ち込んだのは、飲食店のアルバイトです。キッチン担当として、4年間、続けました。ここで、世代の異なる人たちとのコミュニケーションを学べたことは、現在の仕事でも役立っていると思います。

Q6.この会社に決めた理由は?

電気関係の仕事を中心に探していましたが、なかなか自分が興味を持てる会社に出会えませんでした。そうしたなか、地元福岡で開催された合同説明会で日本電設工業を発見。父親が鉄道関連の会社で働いていたこともあり、興味がわきました。

技術職 鉄道電気工事部門  信号 T.K

ONE DAY

ある一日のスケジュール

  • 8:30
    支社に出社。メールを確認して、現場に向かう準備を始める。現場で必要となる書類、安全を確保するための道具、端末を詰め、現場へ。
  • 9:00
    現場に到着。点呼で作業員の健康状態や今日の作業内容を確認し、踏み切りの取り替え工事をスタート。工事指揮者として目を行き届かせる。
  • 12:00
    この日の昼食は、3人の作業員と一緒に近くの定食屋さんへ。こうしたコミュニケーションも工事を円滑に進めるには大切なポイント。
  • 13:00
    午後の工事を開始。安全面のチェックだけでなく、作業員からの質問にも一つひとつ答えていく。問題を後回しにすると、絶対に後で後悔する。
  • 16:00
    本日の工事が終了。最後も点呼を行い、支社に戻る。支社ではクライアントであるJRに提出する報告書をはじめ、書類の作成・整理。夜勤のある日はこの後に食事や仮眠をとるが、この日は夜勤ではないので17:30に退社。