NIPPON DENSETSU KOGYO CO.,LTD

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企業情報Company

サステナビリティ

CSR活動実績

2022年度 CSR活動実績

環境への取り組みはもとより、お客様・エンドユーザーに対する責任、従業員との関わりおよび社会貢献に関する様々なCSR活動を行っています。

防災訓練の実施

当社は社員の防災意識向上に向けて、毎年9月の「防災の日」に合わせて全社で防災訓練を実施しており、2022年度も9月1日に、本店、各統括 本部、各地域支店および各支社の事業継続計画(BCP)に基づき行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため避難訓練は中止しましたが、安否確認訓練と合わせて、コロナ禍での震災発生を想定し、Web会議およびインターネット上に構築した自社専用の「災害用掲示板」を活用した事業継続訓練を行い、現時点の当社のBCPの有効性を検証しました。中でも2022年度は、ICTツールの活用により確度の高い顧客情報を迅速に取得し、早期に対応することを目的とした復旧工事訓練に向け重点的に取り組みました。

訓練の様子

上野警察署と「大規模災害時における情報提供に関する協定」を締結

2022年11月16日、当社は警視庁上野警察署と「大規模災害時における情報提供に関する協定」を締結しました。本協定は、当社本店周辺(上野警察署管内)において大規模災害が発生または発生する恐れがある場合に、近隣住民の安全確保に向けて当社が知得した被災状況等を速やかに上野警察署へ情報提供し、連携して災害対応にあたることを目的としています。当社は今後も、地域の災害対応能力強化に向けた取り組みに協力するとともに、鉄道をはじめ、人々の暮らしを支える重要な社会インフラを世の中に提供する使命を果たしていきます。

調印式の様子

東京消防庁消防総監より表彰状を受領

2023年3月13日、NDK第二池之端ビルにおいて、東京消防庁消防総監(上野消防署長代読)より表彰状を受領しました。これは、東京消防庁開庁75周年記念式に際し、東京消防庁管内で積極的な消防訓練を実施している自衛消防隊97隊に授与されたもので、当社の長年にわたる自衛消防審査会への参加と訓練が評価されての表彰となりました。当社は今後も自衛消防訓練等を通じて、地域の災害防止に貢献していきます。

調印式の様子

鉄道災害復旧工事の施工

当社は鉄道電気工事の施工を担う企業として、多くの災害復旧工事に従事しています。今年度は2022年3月16日に福島県沖で発生した地震により甚大な被害を受けた東北新幹線の復旧工事に従事し、同年4月14日の全線運転再開および5月13日の通常ダイヤでの運転再開に貢献しました。

復旧工事施工の様子

ワークライフバランスへの取り組み

当社では社員一人ひとりが活躍できる組織を目指して、ワークライフバランスへの取り組みを積極的に実施しています。2022年4月1日および10月1日に施行された育児・介護休業法に対応するとともに、社員が仕事と育児を両立できるように育児短時間勤務の拡充および育児目的の休暇を取得しやすい環境の整備をより一層推進、全社員に配布している「仕事と育児・介護の両立支援ハンドブック」の改正も行いました。また、全社員を対象に育児・介護休業法の改正点を中心とした講習会を開催し、男性も育児休業等を取得しやすい職場づくりに努めています。

社内周知ポスター

障がい者雇用への取り組み

当社は、障がい者雇用の取り組みの一環として、2022年7月6日に柏市消費生活センターより講師を招き「消費者講座~知っておきたいこれだけは~」を開催しました。この講座は、当社で働く障がい者スタッフが、いきいきと働き、充実した生活を送れるよう、消費者トラブルを未然に防ぐ知識や自己防衛の方法を学ぶ機会として実施しました。今後も、障がい者雇用の推進に積極的に取り組んでまいります。

講座の様子

障がい者雇用への取り組み

2022年12月5日、NDK第二池之端ビルにおいて、東京都立水元小合学園の新人教員に向けて「障がい者雇用職場体験」を開催しました。これは、東京都若手教員育成研修の一環として、特別支援学校の新人教員が、企業に勤務する障がい者との作業を通じて障がい者雇用の実情を学び、 今後の職務(教育現場)に活かすことを目的としたもので、当社に卒業生が在籍することから同学園より依頼を受け実施されました。

職場体験の様子

2022年度省エネ大賞省エネ事例部門「省エネルギーセンター会長賞」受賞

当社のNDK仙台東ビル(100%「ZEB」)の省エネ取り組みが、2022年度省エネ大賞省エネ事例部門「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。本賞は、一般財団法人省エネルギーセンター(後援:経済産業省)により、国内の省エネ意識の拡大、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的とし、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネの取り組みや、省エネルギー性に優れた製品ならびにビジネスモデルを表彰している賞で、毎年1回実施されています。
同ビルは、2021年11月に完成し、仙台市内のオフィスビルで初めて100%「ZEB」を実現した省エネ建築物です。「ZEB」実現に向け、空調機器、換気機器などの汎用機器を組み合わせるなどの対策に加え、地中熱を利用した空調や太陽光発電と蓄電池の導入により、102%の省エネ(原油換算55 ㎘/年の削減)を実現。また、これら省エネ推進によりコスト負担も軽減しており、多くの事業者等が見学に訪れていることから、ZEB化推進の好事例 になることが高く評価されての受賞となりました。

NDK仙台東ビル
ロゴマーク

当社施工物件「日本武道館」が「BELCA賞」を受賞

当社が2020年に増改修工事(電気設備工事)を手掛けた「日本武道館(東京都千代田区)」が、公益社団法人ロングライフビル推進協会が主催する第32回BELCA賞ベストリフォーム部門を受賞しました。本賞は、長期にわたって適切な維持保全や優れた改修を実施した特に優秀な建築物を表彰する制度で、わが国におけるビルのロングライフ化に寄与することを目的としています。
当社における同賞の累計表彰件数は1991年度の第1回から今回を含めて316件となり、当社施工物件としては、第9回ロングライフ部門受賞「国立西洋美術館本館(東京都台東区)」、第14回ロングライフ部門受賞「大阪芸術大学 塚本英世記念館/芸術情報センター(大阪府南河内郡河南町)」に続き、3件目となります。
日本武道館は、1964年東京オリンピックの柔道競技場として、また東京2020オリンピック・パラリンピック競技会場として、二度にわたるオリンピックで同一競技を開催した国内唯一の施設です。北の丸公園の緑に映えるその外観はシンボル的な存在として親しまれ、「武道の殿堂」「文化発信の聖地」として現在もなお高い稼働率で活用されています。

日本武道館

当社は、東京2020オリンピック・パラリンピック開催決定後の増改修工事において、全館の照明のLED化、中道場棟の新築など各種電気設備工事を担当しました。今回のリニューアルにより全体基本性能の向上が適切に図られ、安全性、快適性、バリアフリー性、省エネ性を向上し施設の長寿命化を達成。創建当初の意匠を貫くとともに、時代が求める機能や性能が変化する中で時代の要請に応えながら、常に変わらず高い品位を守り十分な成果を得ていることが高く評価されての受賞となりました。当社はこれからも技術力を磨き、構築物の維持保全・改修に貢献していきます。

※出典:公益社団法人ロングライフビル推進協会HP 選考評より一部抜粋

解体前の当社ビルを活用し災害時の救助訓練を実施

2022年4月15日、NDK第一池之端ビルにおいて、警視庁上野警察署による災害救助訓練が実施されました。この訓練は、地域の災害対応能力の強化に向けて行われ、通常の訓練施設では難しい建物の破壊を伴う実践的な訓練実施の場として、解体前の同ビルを提供したことにより実現しました。訓練では、航空隊がロープで屋上に降下するシナリオを想定し、機動隊のレスキュー部隊が降下訓練を行ったほか、警備犬部隊による被災者の捜索訓練も実施されました。

降下訓練の様子