NIPPON DENSETSU KOGYO CO.,LTD

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サステナビリティ

CSR活動実績

2023年度 CSR活動実績

環境への取り組みはもとより、お客様・エンドユーザーに対する責任、従業員との関わりおよび社会貢献に関する様々なCSR活動を行っています。

防災訓練の実施

毎年9月の「防災の日」に合わせて全社で防災訓練を行っており、2023年は9月1日に、本店・各統括本部・各地域支店および各支社の事業継続計画(BCP)に基づき実施しました。
本店および在京の各統括本部については、都心南部の大規模地震を想定した安否確認訓練に加え、コロナ禍により中断していた避難訓練を再開。警視庁上野警察署警備課による交通誘導の中、上野恩賜公園内の一時避難場所までの避難誘導訓練と経路確認を行いました。また、被災施設の早期復旧に向けたお客様および現場との連携協力に重点を置いた事業継続訓練を実施。今期は「電源や通信が制限された状況下での訓練」「営業所まで範囲を広げた訓練」を加え、独自の「災害用掲示板」をはじめ各種ICTツールを活用した情報共有などを行いました。さらに、鉄道統括本部では、JR東日本との連携強化に向けて、JR東日本首都圏本部への従業員の派遣や、駅停電を想定したJR所有の電源車による仮電源供給訓練を合同で行うなど、新たな取り組みを実施しました。西日本統括本部においても、大阪府北部を震源とする大規模地震の発生を想定し、災害対策本部の設置および現場対応を模擬的に行ったほか、被災地から災害対策本部へ被害報告が適切に行えるかの情報共有訓練を実施しました。

本店ほか台東区池之端地区訓練の様子
西日本統括本部 訓練の様子

「第11回カーボンニュートラル賞」を受賞(NDK新潟ビル)

2023年5月26日、NDK新潟ビルが、一般社団法人建築設備技術者協会主催の「第11回カーボンニュートラル賞(北信越支部奨励賞)」を受賞しました。当社の応募テーマ「NDK新潟ビル 多雪地域におけるNearly ZEBの実現」が、脱炭素社会の実現に向けた建設設備分野のカーボンニュートラル化において極めて優れたものと評価されての受賞となりました。

NDK新潟ビル 外観

NDK仙台ビルを改修ZEB化

東北支店等が入居するNDK仙台ビルを改修し、省エネルギー化に向けたZEB化(ZEB Ready認証を取得)を実現しました。当社初の既存物件の改修ZEB化となります。今後も省エネルギー化への取り組みとして、拠点ビルの新築および改修に合わせたZEB化を推進します。

ZEB認証を受けたことを示す盾

仙台支社が「優良事業者」として仙台市ホームページに掲載

仙台市では「温室効果ガス削減アクションプログラム」を実施しており、「仙台市地球温暖化対策等の推進に関する条例」のもと、事業者から提出される温室効果ガス削減報告書に基づいて温室効果ガス排出量の実績や取り組み状況を評価し、優良評価となった事業者を公表しています。2023年12月22日、東北支店仙台支社が優良事業者(一般事業者)として仙台市ホームページに掲載されました。同支社の入居するNDK仙台東ビルが100%ZEB化を実現したことにより、宮城県内で最も省エネ性能の高い建築物となる実績を残したことなどが評価されたものです。

優良事業者に配布される認証マーク

最先端の産業廃棄物処理施設の見学会を実施

当社では多くの産業廃棄物を排出していることから、産業廃棄物に関する知見の拡充および環境意識の向上に向けて、石坂産業(株)のリサイクル工場の見学会を実施しました。同社は、98%という高いリサイクル率を誇る産業廃棄物処理を実現するとともに、サステナビリティに関する先進的な取り組みも行っています。2023年12月に役員および本店社員が見学、2024年2月には新入社員が後期研修として訪問し、同社の取り組みを学びました。同社の事例を参考に、さらなるサステナビリティへの取り組みを推進していきます。

見学会の様子

サステナビリティへの取り組み

私たちは、「脱炭素社会への貢献」をサステナビリティの重要課題の1つとして認識し、2023年5月22日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に基づく気候変動関連の情報を開示しました。当該情報開示に合わせて、気候変動のリスクの低減あるいは機会獲得の進捗を評価するために、以下の2つの目標を設定しました。

当社単体での事業活動による温室効果ガス排出量(Scope1・2)
・2030年度 2013年度比50%削減
・2050年度 カーボンニュートラルの達成

東京文化会館オフィシャル・パートナー制度に加盟

地域の文化活動支援の取り組みとして、2023年5月1日より、公益財団法人東京都歴史文化財団東京文化会館による「東京文化会館オフィシャル・パートナー」制度に加盟しました。本制度は、「音楽・舞台芸術の殿堂」である東京文化会館の“これから”を創り育てていくために、企業・団体向けの協賛制度として創設されたものです。オフィシャル・パートナーからの協賛金は、新進音楽家の発掘・育成・支援、教育普及に活用されています。

見学会の様子

「中央学園ワクワクツアー」の開催

従業員およびその家族を招待した体験学習会「中央学園ワクワクツアー」を開催しました。これは、当社が行う仕事への理解を深めてもらうことを狙いとし、当社所有の研修施設【中央学園】の設備を活用し、電気回路の配線体験や軌陸車の乗車体験等を行いました。今後は、社会貢献活動の一環として、地元の小中学校からの見学受入や、地域住民への一般開放を検討しています。

電気回路の配線体験

札幌市北区「アダプト・プログラム」への参加

北海道支店は、札幌市北区が行う「アダプト・プログラム」に参加しました。本プログラムは、企業や学校などの団体と行政が互いに役割分担し、地域の清掃などを行い、協働で地域のまちづくりを進める活動です。北海道支店では、2024年1月に凍結路面への砂まき等を実施。今後も、歩道清掃など地域の環境向上や住民が快適に暮らせる街に向けた活動を行っていきます。

電気回路の配線体験

能登半島地震被災地への義援金寄付

グループ会社のNDK総合サービス(株)において、同社の印刷事業に伴い排出される廃材を利用し、当社の安全のマスコット「トータスくん」をあしらったカレンダーとメモ付マルチカードケースを製造・販売。売上の半分となる27万5千円を災害義援金として、石川県庁を通じて能登半島地震被災地へ寄付しました。

販売したカレンダーおよびマルチカードケース

災害備蓄品の寄贈

防災訓練の際に入れ替え対象となった災害備蓄品(食料)をNPO法人セカンドハーベスト・ジャパンへ寄贈しました。本団体は、日本初のフードバンクとして企業や個人から食品等の寄付を受け入れており、それらの食品を調理の上、生活困窮者への支援等に活用しています。

セカンドハーベスト・ジャパン ロゴ