NIPPON DENSETSU KOGYO CO.,LTD

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サステナビリティ

Top Commitmentトップ コミットメント

サステナビリティ トップ コミットメント

「安全は会社経営上の最重要課題」という認識の下に

私たち日本電設工業株式会社は、1942年に国鉄の鉄道電気工事専門会社として誕生しました。以来、鉄道の安全・安定輸送の確保を第一義とし、そこに働く人たちの労働災害の防止という観点も含めて、「安全は会社経営上の最重要課題」を不変の認識とし企業努力を重ねてまいりました。目標に向かって真摯に取り組み、着実に物事を進めていく姿勢も合わせて当社グループの風土および文化として根付いていると考えております。

こうした風土・文化に通底するのが、「お客様本位の精神で安全・確実な業務の遂行により顧客の信頼を高め、人々の生活や経済を支える社会的に重要なインフラの創造をとおして社会に貢献します」という当社グループの企業理念です。この理念の下、現在、鉄道電気工事はもとより、一般電気・情報通信工事を通じて人々の暮らしに欠かせない社会インフラを支えるとともに、脱炭素社会の実現に向けた環境エネルギー工事を展開しております。

社会は今、気候変動をはじめとする環境問題や少子高齢化など、様々な課題に直面しています。当社グループが持続的成長を果たすとともに、事業活動を通してこうした課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現を目指すためには、豊富な実績を強みとしつつ、激しい環境変化に柔軟に対応できる事業基盤の構築が求められます。

持続的成長を支えるサステナビリティ経営

こうした背景を受けて、鉄道電気工事のリーディングカンパニーとしての誇りと責任を持ちつつ、一般電気・情報通信・環境エネルギー各工事部門の事業拡大によって「総合インフラ設備工事会社」を目指すという、当社グループの「ありたい姿」を掲げた長期ビジョン「NDK Vision90」を2024年に策定いたしました。持続的成長に向けて、既存収益基盤の強化ならびに新たな事業領域の創出を推進するとともに、鉄道電気工事への偏りによってコロナ禍で影響を受けたことを教訓に、「事業部門比率の均等化」を図ることで企業体質強化につなげていきたいと考えております。

一方で、「地域社会と共に発展・成長の実現」「事業を通じた地球環境への貢献」「多様な人材の育成・活躍・ダイバーシティの推進」という3つのサステナビリティ基本方針を掲げるとともに、サステナビリティ推進体制を構築し、事業活動を通じて取り組みを加速させています。事業活動以外では、当社本社のある東京上野の文化事業への貢献に向けて、国立博物館や東京文化会館への協賛などを行っており、幅広い福祉事業に取り組まれている(公財)鉄道弘済会への支援活動も実施しております。

多様な人材の育成、従業員エンゲージメントの向上へ

企業にとって人材は重要な財産です。また、当社グループの持続的成長はもとより企業価値向上を図る上で、サステナビリティ基本方針の一つでもある「多様な人材の育成・活躍・ダイバーシティの推進」ならびに従業員エンゲージメントの向上は極めて重要なテーマです。こうした考えの下、新卒や経験者採用における対象者の拡大、多様な人材が活躍、能力を発揮できる環境の構築、若手従業員教育の充実と早期育成などに関して、具体的なKPIを設定し取り組みを進めています。2031年度において、企業と従業員の相互理解・相思相愛度合いを表す指標である「エンゲージメントスコアAAA」ならびに「健康経営優良法人ホワイト500」の取得を目指し、健康で快活な働きやすい職場づくりに一層努めてまいります。

今後も、経営戦略とサステナビリティ経営を一体化させ、事業基盤の強化を図るとともに、持続的成長ならびに企業価値の向上に努めてまいります。そして、人間中心企業としてステークホルダーの皆さまと共に、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。