当社は2022年9月1日、「日本電設事業継続計画（NDK BCP）」に基づいた防災訓練を全社一斉に実施しました。訓練は、東京圏、関西圏、その他各支店に分かれ各地の災害を想定して実施しています。
東京圏の訓練は、都心南部を震源としたマグニチュード7クラスの直下型地震の発生を想定し、避難場所や避難ルートの確認、安否確認訓練を行ったほか、本店および鉄道・営業・情報通信の各統括本部に東京都、神奈川県、埼玉県および千葉県に拠点を置く10箇所の支店・支社を加えた体制で事業継続訓練および復旧工事対応訓練を実施しました。
安否確認訓練では、「NDK安否確認システム」を活用して社員や家族の安否確認、社員の出社の可否確認を行いました。
事業継続訓練では、ネットワーク機器の疎通確認、本店に全社災害対策本部、各統括本部に災害対策本部、各支店・支社に現地復旧対策本部を設置し、インターネット上に構築している自社専用の「災害用掲示板」を活用したWeb会議により社内・協力会社の被災状況および連絡体制の確認、災害時の協定締結先をはじめとした顧客との連絡体制の確認等を行いました。
復旧工事対応訓練では、情報共有にあたり従来の災害用掲示板のほか、新たに建築図面・現場管理アプリを利用した地図（鉄道網・道路地図）上での共有を併用し、最新情報に基づく復旧工事の優先順位および現場へのルート確認を行いました。
今後も当社は訓練を通じて事業継続計画の課題を抽出し、改善を重ねていくことでより一層の「NDK BCP」の充実を図るとともに、安全で安心な社会インフラを世の中に提供する使命を果たしてまいります。