西川町立西川小学校(山形県西村山郡)が竣工しました。西川町は、山形県のほぼ中央、県庁所在地の山形市から西方30キロほどのところに位置し、磐梯朝日国立公園の朝日連峰や月山とその周辺の山々に囲まれている自然豊かな町です。
西川小学校は2012年4月に西川町内にある5つの小学校が統合されるため新たに建築されました。町の自然・景観に配慮した外観と児童生徒の健康に配慮し、地元産の杉をふんだんに使用した「木のぬくもりの感じられる学校」で、当社は校舎、体育館の電気設備工事を施工しました。
校舎は、柱や壁、天井がコンクリート素材のままの部分が多く、配管、BOXの収まり、器具の取り付け方法等の検討に時間を要しました。また、集成材で作られた梁や柱はそのままの状態で仕上げるため、配線ルートや器具の取り付け位置が建築意匠とほとんどの箇所で関連することになり、見た目と実用性の両方を考慮し検討しなければならないなど、躯体工事から内装、仕上げまで、気が抜けない工事となりました。
建物は完成しましたが、外部の工事と付属棟の工事等があるため、使用開始は2012年4月からの予定です。
これからも、当社はインフラと暮らしを結び、快適を創る仕事で社会に貢献していきます。
![]() 西川小学校(外観)
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![]() 建物内部
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![]() 教室
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![]() 体育館
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