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サステナビリティ
CSR活動実績
2025年度上期 CSR活動実績
当社は、環境への取り組みをはじめ、お客様・エンドユーザーに対する責任、従業員との関わりおよび社会貢献に関する様々なCSR活動を推進しています。
防災訓練の実施
当社は9月1日、全役員・従業員および関係会社社員約3,000名が参加し、「日本電設事業継続計画(NDK BCP)」に基づく防災訓練・事業継続訓練を全社一斉に実施しました。訓練は、東京圏、関西圏、その他各支店に分かれ、地域ごとの災害を想定して行われました。東京圏では、神奈川県南部沖を震源とするマグニチュード7クラスの地震および津波の発生を想定し、今年4月に改正したオールハザード型BCPに基づき、避難訓練・安否確認訓練・事業継続訓練を実施しました。避難訓練には、本店のある池之端地区(東京都台東区)に勤務する役員、従業員約500名が参加。避難場所と避難ルートの確認を行い、「大規模災害時における情報提供に関する協定」を締結している上野警察署の警察官数名が誘導に加わり、官民連携による訓練も実施されました。事業継続訓練では、本店・統括本部機能の早期回復を通じて、会社の指揮命令機能を維持し、地域やお客様の被災施設の早期復旧を目的とした、顧客・現場との連携協力に重点を置いた訓練を実施しました。自社専用の「災害用掲示板」や各種ICTツールを活用し、各災害対策本部間でWeb会議による情報共有を行い、社内・協力会社の被災状況や顧客との連絡状況の確認等を行いました。


災害復旧の対応
2025年8月に発生した秋田県での大雨では、花輪線 東大館~大滝温泉間における道床流出・土砂流入による設備損傷に対してJR東日本から要請を受け、電気設備の復旧工事を行い、早期の運転再開に貢献しました。


統合報告書の発行
当社は9月末に統合報告書「日本電設工業 統合報告書2025」を発行しました。これは株主や投資家をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様に、当社グループの事業内容や企業価値向上の取り組みなどをより一層ご理解いただくことを目的とし、昨年度より発行しています。本報告書では、社会的に重要なインフラの創造をとおして社会に貢献し、「総合インフラ設備工事会社」としての進化と成長を目指す当社グループの成長戦略や、持続的な企業価値向上に向けた環境、社会、ガバナンス(ESG)に関する各種取り組みをわかりやすく開示しています。

東京グリーンシップ・アクションへの参加
東京グリーンシップ・アクションとは、東京都、NPO、企業の三者が連携して自然環境保全活動を行う取り組みです。5月24日および9月27日に、本活動を東久留米市にある「野火止用水歴史環境保全地域」という緑地で実施しました。この緑地は江戸時代に開削された用水沿いにある林で、クヌギやブナが生い茂り、希少な草花も見ることができるものです。当社からは2回合計で63名の社員が参加し、NPOの方々の指導の下、遊歩道の柵の更新や、枝の伐採、下草刈りや植樹作業などを行いました。


九州支店「福岡市道路サポーター制度」への認定
九州支店は、今年度から福岡市が実施する「福岡市道路サポーター制度」の参加団体として認定を受けました。これは、福岡市の道路美化や保全を目的とし、参加企業に対して福岡市がその活動を支援する取り組みです。本制度により九州支店は、支店周辺や近隣町内の道路清掃活動を実施しています。
